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金属ナノインク(導電性インク)の製造 | 株式会社C-INK

ナノインク

幅広い基板に対して細線印刷を実現する導電性インク

C-INKの導電性金属ナノインク DryCure® は、ステージ加熱や UV-LED 照射等によって着弾後のインクを温めることにより、着弾箇所にインクを止めることができます。

言い換えますと、着弾時のナノインクを瞬時に加温することで、基板上でのインクの『濡れ広がり』や『はじき』を抑えることができ、その結果、印刷品質を向上できる ということになります。

この特徴により、幅広い基材に対して、インクジェット装置の性能を最大限生かした細線印刷を DryCure® は可能にします。

ナノインク印刷例 基板加熱あり
ナノインク印刷例 基板加熱なし

細線印刷例 (左)ステージ加熱なし(右)ステージ加熱あり (細線幅は100um程度)

​使用インク:弊社導電性Agインク

使用基板:東レ ルミラーT60(いずれも未処理品)

その他の特徴

高温焼結が不要

株式会社C-INKが独自の技術で安定化したナノインクは、必要最低限の乾燥で、従来のナノインクと同等の導電特性を発揮することができます。
120 ℃,1時間の乾燥条件で、DryCure Au-J は 50μΩcm、DryCure Ag-J は 40μΩcm の体積抵抗率を実現します。

室温で印刷した有機薄膜トランジスタ

室温で印刷した有機薄膜トランジスタ(NIMS 三成剛生博士との共同研究)

安定したインク状態の保持

C-INKのナノインクは、超高純度の金属ナノ粒子を主原料としています。
銀ナノインク DryCure® 
Ag-J/Ag-JB インクは、無酸素状態での冷蔵保管(4℃)を推奨しています。金ナノインク DryCure® Au-J/Au-JB は比較的安定に保存できますが、4℃ での冷蔵保管を推奨しています。
空気に接触するとナノ粒子は徐々に劣化しますので酸素の侵入を防止するために、当社ではガスバリア性のあるアルミラミネート容器を使用してナノインクを出荷しています。

安定したインク状態の保持 銀ナノインク

クラック発生リスクの低下

C-INKの金属ナノインクは超高純度の金属ナノ粒子を主原料としていますので、塗布膜にクラック(ひび割れ)が生じにくい特徴があります。適切なインクの塗布乾燥過程を実施していただけますと、焼結後のクラック発生を防止でき、基板上にち密な金属薄膜を形成することができます。

当社では、DryCure®の​推奨乾燥(焼成)条件を『120℃, 30分~1時間』としておりますが、その前に60~90℃で5分間ほどプレ乾燥していただくことをお勧めしています。プレ乾燥することで、印刷したナノインクの突沸を防ぐことができます。

PETフィルムのナノインク印刷 金ナノインク 銀ナノインク

市販のOHPシートにDryCure を用いて形成した金属箔

ナノインク

各種データ

DryCure Ag-JB抵抗率データ

(工事中)

SDS

粘度・表面張力調整グレード:DryCure Au-J

粘度・表面張力調整グレード:DryCure Ag-J

粘度・表面張力調整バインダー含有グレード:DryCure Au-JB

粘度・表面張力調整バインダー含有グレード:DryCure Ag-JB

洗浄液

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防湿コート剤

回路基板や電子部品の防水・防湿・マイグレーション防止に

OniCoat(オニコート)は、フッ素系絶縁保護コーティング剤です。
回路基板や電子部品の防水・防湿・マイグレーションの防止に、是非お試し下さい。

特徴

薄膜でも高性能

OniCoat は防湿効果に優れたフッ素系コーティング剤です。

防湿コーティング剤の透湿性(単位[g/㎡・24H])

*塗膜厚が1mmの場合の換算値,低い数値ほど防湿性に優れる。

短いタクトタイム

塗布後、短時間でコーティングが完成します。
加熱は不要です。

不燃性で高い安全性

L版_細線印刷パターン不燃性で安全なフッ素系溶媒を使用しています。
・低臭・低毒性のため、作業者の健康に配慮できます。
・引火性がないため、防爆設備が不要です。
・不燃性の液体であり、危険物扱いでないため、輸送コストを削減することができます。

製品について

SDS

防湿コート剤
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